マレーシアに移住して1年半ほどたちますのでどんな生活か紹介します。
最近テレビでも多く取り上げられているマレーシアについて紹介していきます。
- マレーシアってどんな所?
- マレーシアでの生活(言語、物価、料理など)
- マレーシアでの治安
- マレーシアの天気は?(気温、季候、夜は何時から?)
- 良いところばかりではない?
マレーシア移住ってどうな感じ?
マレーシアは日本人が選ぶ、移住したい国13年連続No.1の国です。
そんな国に移住した感想を話して行きます。
マレーシアはシンガポールとタイに挟まれている南国の国です。位置的には日本とオーストラリアの間よりも少し左です。
民族は マレー系(約69%),中国系(約23%),インド系(約7%) と多民族で色々な言葉を話す人がいますがほとんどの方が簡単な英語を話せます。
気温は年間を通して暖かいです。
マレーシアに移住するまでは南国は暑いというイメージがありましたが、日本の夏ほど暑くなく日陰は涼しいです。
いろんな国に行きましたが、日本人の移住したい国13年連続No.1の国なだけあってかなり日本人の暮らしやすい国です。
時差は日本からマイナス1時間で、日本が朝10時だとすると、マレーシアは朝9時です。
マレーシアでの生活(言語、物価、料理など)
移住や転勤の話があった方が気になるポイントについて話して行きます。
言語
海外に行くにあたって気になるところの一番はやっぱり言語ですよね。
私も特に英語がうまい訳でもないので心配ではありました。
でも実際はそこまで英語ができなくても生活に問題ありません。
英語を使う場面の多くはレストランに行く時ですね。
メニューは英語だったりマレー語で書いていますが写真がある場合が多いので食べたことのないものでも食材などでおおよそのイメージがつくでしょう。
ですがマレーシアは辛いものを好きな人が多いので料理を注文するときに辛いものが苦手な人は店員さんに聞いてみた方がいいかもしれません。
また、全く英語ができない方でもマレーシアには本当に多くの日本人がいます。
私のように現地採用で働いている人もいれば、駐在や駐在の家族など様々です。
全くと言っていいほど英語がわからない方も多くいます。
物価
物価に関してよくテレビでは日本の3分の1や2分の1などと言われていますがそんなことはありません笑
私は福岡の田舎の方に住んでいましたが、体感としては日本より少し安いかなーぐらいです。
物によっては日本より高いものもたくさんあります。
具体的にはマレーシア人があまり利用しないものは高いですね。
宗教上食べられない豚肉や日本食品など、パソコンなどの電化製品も性能の割には高く感じます。
ですが、野菜はすごく安いです!
私は野菜の良し悪しを選んで買い物をしますが、例えばトマトなど一個数十円レベルで新鮮で良いものが買えます。
日本だと100円ぐらいはしますよね。
それを考えると野菜など現地のかたも購入するものは5分の1から2分の1くらいの物価かなあという感覚ではあります。
たぶん年中気候がいいのでよく育つんでしょうね。
日本人が済むようなコンドミニアムの家賃はジム、プール付き、公園付き、家の下がショッピングモールのような部屋であれば、家具家電付きで1ルームで大体5万円ぐらいですかね。
築年数にもよりますが相場としては4万円〜7万円くらいです。
私は妻と子供2人いますので2LDKの部屋に住んでいまして、月5.5万円ぐらいです。
場所はクアラルンプール郊外ですが中心地までタクシーで言っても1000円かからないので出かける時も不便はしていません。
ですがすごく綺麗で新しい物件でもないので少し安めではありますが、綺麗でインスタ映えするようなプール、ジムがついているコンドミニアムで2LDKでも相場としては8万円からかなという感じです。
もしかするともっと安い物件もあるかと思いますが私が探した範囲では8万円くらいでした。
現地の方と同じ様な暮らしをすればかなり生活費を抑えてトータル10万円以下でも十分暮らせますが日本と同じ様な暮らしを求めると、日本と同じくらいのお金がかかる印象ですね。
詳しくはこちらでも書いていますので見てください。
料理
マレーシアではマレー料理、中華料理、日本料理、そのほかパスタなど洋食など様々です。
マレー系、中華系が多いのでそのローカルレストランに行けば大体200円〜300円でおなかいっぱい食べられます。
味も美味しいです。
マレーシアの味に慣れてるからでしょと思われがちではありますが、お世辞なしにして美味しいです。
ですが日本と同じようにお店によって同じ料理でも美味しい店とそうでもない店があるので人が多く入っている店や誰かにお美味しい店を聞いてみると良いですね。
ほとんどのコンドミニアムのしたに200円〜300円のローカルレストランが入っているので外食ばかりする人も多いですが私のように家族で暮らす方は家で作る人も多いでしょう。
ですが、日本の調味料がたくさん売っているお店もありますし、ダイソーもあるので基本的にそろわないものはありません。
値段は1.5倍くらいしますが、調味料はそこまですぐにはなくならないので気にはなりません。
移住に関して料理は気になる部分ですがレストランも食べ物もなんでも揃っています。
考えてみれば、お金もあり、現地の人より何倍も稼ぐ日本人がたくさん来るのですからその方達に向けて売れる料理や食品の店を出すのは当たり前の話ですよね。
もし無いのであれば私がビジネスをしようと考えましたが一瞬でできないと考えるレベルです
マレーシアでの治安
アジアでは比較的安全だと思いますがやはり日本よりは危険です。
私の会社の方も何人もひったくりやカツアゲのような危険にあっています。
またマレーシアは完全に車社会で日本の様に歩道はほとんどないです。
近くのショッピングモールに行くのも大きな道路を横断歩道なしで渡らないといけないので危険です。
ただ銃はありませんし、コンドミニアムのエレベーターは鍵がないと動かないので家まで来ることは聞いたことありません。
なのでよる人気のない道を歩くのは危険ですね。
マレーシアの天気は?(気温、季候、夜は何時から?)
マレーシアの気候はとても良いです。
気温は朝は20度後半で日中は30度前半ぐらいです。
日差しは強く、日にあたると暑いですが日本の様に湿度はなく家のなかではエアコンが不要な日もあります。
あとほぼ毎日と言っていいほど雨が降ります。
スコールですね。
ただ日本の様に1日中雨が降るというのはないです。
大体夕方に1時間程度土砂降りの雨が降って、さっと晴れます。
雨が降るとすずしくなるので夕方から過ごしやすくなりちらほら危険な車道でランニングしている方を見ます笑
たまにロードバイクに乗っている方も見ますね。
涼しくなった夕方からコンドミニアムの公園で子供たちも遊んでいますね。
あとよく聞くのが花粉がないので花粉症に苦しむ方にとっては天国の様ですね。
あいにく私は花粉症とは無縁なのでわからないのですがここも良いポイントみたいです。
あと2歳と4歳の子供がいます。日本では毎日鼻水じゅるじゅる垂らしてました、クアラルンプールにきてからは鼻水は出ないですし、あたたかいので風邪もほどんど引かないのでそう言った面でも良いかもしれません。
日が落ちる時間は大体19時ぐらいから暗くなってきますね。
日本の夏と同じぐらいでしょうか。
良いところばかりではない?
さてこう書いてみると良いことばかり書いている様に見えますが実は良いところばかりではありません。
確かに暮らしやすいですが日本で何年も暮らしてきたのにいきなり外国で暮らし始めるといろいろ問題が出てきます。
大きく分けて3つぐらい問題があります。
1.四季がない。
気候が安定してて良いとお伝えしましたが日本で四季とともに暮らしてきた私たちにとっては退屈と感じることもあります。
春の花見、バス釣り、夏に海でBBQ、花火大会、紅葉、秋の味覚、スノーボードなどなど日本では四季に合わせたたくさんの遊びがあります。
私は多趣味で常に出かけたく自然で遊びたいのですがマレーシアにはそれがありません。
一見自然が多いようなイメージですが想像とは違います。
確かに自然が多いですが、日本のそうなハイキングができる様な自然ではありません。
そこは圧倒的な森です。
毎日強烈な日光と恵の雨、温暖な気候で育てられた木々が連なる森はもはやジュラシックパークです。
そこに住む虫や動物も数、大きさともにレベルが違います。
あまり外遊びが好きではない人からすれば問題ないでしょう。
ですが、四季がないと気がひき締まらずだらだら過ごしてしまいがちです。(私もそうでした。)
時間も早く立ってしまいますしね。
2.地元で食べ慣れたものがない
私は福岡出身ですのでどこにでもラーメン屋がありました。
ですがマレーシアの宗教では豚は汚らわしいものとされているのであまり豚肉などがありません。
当然大好きなとんこつラーメンも少ないです。
一風堂などありますが、どこか万人受けの味がします。
私が好きなギトギトのとんこつラーメン臭のするラーメンはどこに行っても食べられません。
あと九州は醤油が甘いです。
料理のほとんどに使う醤油が変わると何か違う感がでるのでそこも困りました。
今は日本からのお土産で五島列島の美味しい醤油があるので問題ないですがなくなるのが怖いです。。。
3.車がないと不便
マレーシアでは車がないと不便です。
歩道はほとんどないですし、あっても危険です。
そして買うにしても高いです。
日本よりも高いです。
駐在で会社から車が支給されれば問題ないですが現地採用であれば車の支給がある会社も少ないでしょう。
安いGrabタクシーというものがあるので大きな問題ではないですが、なかなか来ない時もありますし少し不便ではありますね。
以上マレーシアでの暮らしについてでした。